2016年 04月 20日
Osakajo_05
私だけなのかもしれないのだが。
現実の風景で感動するよりも、写真の風景で感動する方が遥かに多い。
それだけ、日々同じところをぐるぐる回っているのだろうか。
日本中を巡っていた頃は、現実の風景に対する感動が多かったのかもしれない。
何度も何度も感動を取りこぼしながらも、振り返ってみると感動的な写真が
沢山あったように思う。
実際、目で見た風景というのはハードルが高いのはあるのだが。
視野角全域で美しくないと、どこか一部でも汚い風景が写ると
どうしても気になり、感動できない。
それを全てキャンセルするのがフレームの存在ではないかと思う。
パソコンのモニター枠しかり、写真の額縁しかり、窓枠しかり。
なにか現実世界から一線を引くもの。
そんなフレームらしきものがあることで、周りの汚い画像を全てキャンセルしてくれる
そんな気がする。
これもやっぱり脳の神秘だなぁとつくづく思う。
いったいどんな意味があって枠内を注視できる脳に進化したのだろうと
不思議に思う。
by thanks_hokkaido
| 2016-04-20 21:24
| NKR 16-85 @740nm